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講談社BOX:百殺目の恋/百殺目の恋2

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『百殺目の恋』

著者:折口良乃

Illustration:板垣 伸

百殺目の恋

『百殺目の恋』
著:折口良乃
Illustration:板垣 伸

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高校生の僕こと“ゆーくん”は、浅葱(あさぎ)先輩に紹介された黒髪の緋色(ひいろ)さんに一目惚れ。勢いで告白すると、彼女を百回殺せば付き合ってくれるという。なんでも緋色さんには呪いがかけられていて、さまざまな方法で百回殺されなければまもなく死んでしまうらしい。僕は彼女を救うため、最初の課題「二回刺殺すること」をなんとか実行する。生き返ってきた緋色さんにホッとしたのも束の間、次の課題「四回絞殺すること」が届いて……。残虐系純愛物語登場!

登場人物紹介

著者メッセージ

 好きな人を殺したいと思ったことはありますか?
 誰かを愛おしいと思う感情は尊いはずなのに、痴情のもつれやストーカーによる殺人は後を絶ちません。愛が憎しみに転じるのか? それとも愛は最初から憎しみを含んでいるのか。
 僕の考えは後者です。
 愛というものには、優しさ、尊さ、慈しみという感情と同時に、憎悪や怨嗟、そして殺意を当然のように含有する。
 人間の感情の全てをぶつけたいと思うことが、愛なのでは?
 全てを捧げる、という殺し文句には、文字通り全てを。つまり、マイナスの感情を捧げることも含むのかもしれませんね。
 『百殺目の恋』を出版するにあたって、そんな風に考える折口良乃です。

 この物語は一言では言えません。しかしあえて言うなら、なにもかも大嫌いなとある人が、ひょっとしたらなにかを好きになるかもしれない。
 そんな希望を描くお話です。
 編集Sさん、下書きを読んで意見をくれた宇野朴人先生、綾崎隼先生、登場人物の一人のベースとなるアイデアをくれた友人I。その他、この本に関わってくださった全ての皆様へ最大限の感謝を。
 ああ、この本を読んで法を犯しても、僕の知ったこっちゃないので、その点はどうかご留意ください。

著者プロフィール

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