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講談社BOX:アルヴ・レズル ――機械仕掛けの妖精たち―― 山口優

講談社BOX Everything is Boxed, KODANSHA BOX. OPEN NOW!!

アンノウン・アルヴ ―禁断の妖精たち―

「天地明察」「マルドゥク・スクランブル」冲方丁氏絶賛!

ハードSFをライトノベルにフォーマット化し、ミステリアスな展開を用意、ファンタジックなバトルをあくまでSFサイドから設定し、決して残虐にならない心理戦を添加する。なんとも大した技巧作である。これは相当に苦心したはずだが、書き手の労苦はいささかも作中に見られず、読者に押し付けることがない。
展開はバーチャル世界モノの定番といえる「コンピュータに魂を奪われたドラマ」である。だが、都合よく展開してしまえるバーチャル世界ではなく、あくまで現実世界や社会の不条理を通して謎を解き明かすストイックさと、その上で読者を退屈させないファンタジックな派手さとを、よくも両立させたものだ。今作をきっかけに、作者の成長の扉が開かれまくるに違いない。

アニメ版<アルヴ・レルズ>PV第2弾!3月2日新宿バルト9ほか全国劇場公開!

CAST

福山潤(御影礼望役)、喜多村英梨(御影詩希&ポエム役)

STAFF

原作/山口優、イラストレーション/彩樹、監督/吉原達矢、キャラクターデザイン/土屋圭、コンセプトデザイン/鷲尾直広、プロップデザイン/田村勝之、色彩設計/岩井田洋、美術監督/田尻健一、撮影監督/口羽毅、編集/平木大輔、音響監督/亀山俊樹、音楽/福廣秀一朗、主題歌「Sha-Le-La」(歌/喜多村英梨)、アニメーション制作/ゼクシズ


作者より 山口優

 前作、『アルヴ・レズル』では、主人公、礼望(れむ)の「一番大切なもの」として、その魂(精神機能)を探索される存在だった妹、詩希(しき)が、今作『アンノウン・アルヴ』の主人公です。
 詩希にとっても、「一番大切なもの」の一つは、間違いなく兄の礼望でした。けれども、彼女には、礼望に向き合う前に、まず自分が何であるのか、何であらねばならないのか、という本質的な問いが突きつけられていたのです。
 この『アンノウン・アルヴ』は、詩希が自分という存在の意味を問い続け、答えを得るまでの物語と言えるでしょう。
 それは、詩希だけに限りません。
 かつて前作で詩希とともに戦った少女たちもまた、同じ問いを自らに引き受け、それに答えようとして足掻き続けます。
 自分達はどういう存在なのか。どうあらねばならないのか。
 その問いは、最先端の科学技術に伴う災厄の生存者であった、彼女たちだけに突きつけられたものでは、実はないのかもしれません。
 急速に発展する科学技術によって、肉体と精神機能を伴う自らの実体にすら変容をもたらし得る力を手に入れた人類全体が、同じ問いに答えなければならないのではないかと考えています。
 詩希達が出した答えは、そうした問いにも答えるヒントになっているのかもしれません。
ぜひお手にとって、お楽しみいただければと思います。

山口優(やまぐち ゆう)

1981年、兵庫県生まれ。『シンギュラリティ・コンクェストー女神の誓約ー』で第11回日本SF新人賞を受賞し、デビュー。続く『アルヴ・レズルー機械仕掛けの妖精たちー』で第7回BOX-AiR新人賞を受賞。3月公開の同作品のアニメ化脚本も執筆。

彩樹(あやき)

長野県在住のイラストレーター。カードゲーム、ソーシャルネットワークゲーム等でイラストを担当。(有)ハーヴェスト出版『乙女遊戯 水滸伝』『アルヴ・レズルー機械仕掛けの妖精たちー』でイラストを手掛ける。
HP「がりがり7」


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